京極夏彦「姑獲鳥の夏」

期待度は正直微妙に薄かったりするんですが、
もうすぐで映画版公開ということで、言わずと知れた本作を再読。
というか、もう再×8読くらいにはなってるような。

高校の終わりごろに何を思ったか手に取った本作に影響を受けまくってはや10年、
今になって読んでもその感覚は色褪せてないな、と思わせる名作です。

本書の核となるトリックはかなり反則に近い、というか
下手に書くと本を投げられかねないネタだったりするんですが、
お得意の「言葉による幻惑」が効いていて世界に入り込んだまま読めてしまいます。
ここらへんを既にこの処女作で確立してしまってるのには頭が下がりますね。

当時読んで一気に信者になってしまった自分は布教活動のため、
同じノベルスを追加二冊購入。一冊を友人に売り、一冊を保管用。
持っていた最初の本を貸し出し用にして人に薦めまくったような覚えが。
若気の至りという歳でもないけどイタイことしてたナァ・・・
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by backspin1999 | 2005-06-21 15:02 | 読書


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